発雷確率は0~10%でしたが、WNIの雨雲レーダーを見ると岡山で発生した積乱雲列がこちらに来るようです。バッテリー等の準備を済ませて待ちます。
4時前に積乱雲が鈴鹿山脈付近まできたので撮影を開始。まだ構造は見えない。
残念なことに一番発達したセルは北にそれてしまいました。これは多分その積乱雲のガストフロント上の雲。
メインのセルの南で新たに発生したセルの降水がはっきりとしてきました。これが発達してくれればいいのですが…
思ったより発達し、降水域が急速に広がる。しかも下降気流の存在を示すレインフット(下降気流によって八の字になった雨)もある!これならアーチ雲も現れるでしょう。
レインフットと薄明光線
雲底の一部が一段低くなり、アーチ雲を形成し始めました。
ちなみにこんな感じで撮影しています。
メインのセルの南側のガストフロントがすぐそこまで来ており、こちら側でもアーチ雲が発生。
二つのガストフロントが合流。アーチ雲がつながりました。
アーチ雲の形が整ってきました。
ガストフロントが迫るとき、普通アーチ雲より先に雨が来ます。防水カメラに切り替える。
南に雨の境目が見えますが、自分の場所には大して降っていません。メインのセルと南のセルの間にいるようです。
二つの積乱雲が完全に合体すると自分のところにも雨が降り出しました。
通り過ぎた後の写真も撮りたいので、数日前にグーグルマップで見つけた場所に行ってみましたが、よい構造は現れず。
また新たに発生した積乱雲のアーチ雲の裏側。ガストフロントのlobeとcleftが良く分かります。
去年より2日早いシーズンインでした。発雷がないと落ち着いて撮影できますね。
タイムラプス等