2023/12/22 日本 三重県
昼過ぎにこの時期特有の下層雲の降雪が空中を漂っている状態になっていたので、それによる大気光学現象を期待して撮影に出かけました。
降雪には雪結晶や整った氷晶が含まれることがあるので、前者は光を反射、後者は反射&屈折させ、太陽柱や22°ハロ、幻日、上部タンジェントアークをつくることがあります。
2022-2-2 三重県 桑名市 下層の雪で上部タンジェントアークが現れている
また、空と雲のフォト日記では2022年1月20日に同市で下層雲による幻日を観測されています
さて、今日は肉眼ではそれらしいものは見当たりません
スタッキングをしても皆無でした。(14:28~14:38 31枚)
鈴鹿山脈の影響で横に長く伸びた雲
薄明光線、反薄明光線
尾流雲
川の近くに霧のようなものが漂っているのが見えたのでそこに移動しましたが、その正体は砕石所の砂ぼこりでした笑
近くに開けた場所があったのでそこで撮影を再開しました。
少し待っていると太陽柱が!層積雲より手前に見えているので、降水粒子に含まれる雪結晶で現れていると思われます。(16:27~16:45)
スタッキング。太陽を基準に位置を合わせています。
太陽高度が0になると見えなくなりました。