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最終日!
空港に向かう途中に見れた不思議な光芒
障害物が見当たらないのに光芒が途切れていますが、背景に同化している雲でもあったのでしょうか。
機体に乗り込んでまずしなければいけないのは、窓ガラスを拭くことです。汚れにピントがあってしまうこともあるのでAFの場合は気を付けなければなりません。(MFだといつの間にかずれていることもあるので、私は飛行機ではAF派です)
今回も忍者レフを利用しているので映り込みを完璧に抑えれるはずです。
飛行機は10時ごろに出発しました。8時間半のフライトで何か見れるといいですが、果たしてどうなるか
層積雲を抜けると早速雲虹が現れました。
PhotoshopでB-R
雲虹の画像を無理矢理位置調整してスタッキングしたもの。過剰虹も見えます。
PhotoshopでB-R
安定のブロッケン現象。
事前にWindyで調べて上層雲はケアンズあたりまでないことが分かっています。待ち遠しい…
そして1時間後、ついに巻層雲が見えてきました。
さらに20分待って12時16分、ついに巻層雲が頭上にきました。
しかし現象はなかなか現れず、22°ハロが現れたのはその15分後でした。
時々46°ハロも。飛行機からだとよく現れます。地上の100倍見れます。
13時50分あたりから46°ハロが強くなってきました。
PhotoshopでB-R
そして一瞬外接ハロが現れたのち…
PhotoshopでB-R
ものすごい46°ハロが出現しました!!!!!
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この光景(文字通り”光”景)は、息をのむほどの美しさです。
今までランダム配向の現象を虹色と思ったことがありませんでしたが(ランダム配向で出来る円形のハロは、最小偏角のあたりに様々な色の光が集中することで出来るのでほとんど赤色しか見えない)、この46°ハロは完全に虹色でした。
実はこの写真の22°ハロのやや外側にもう一つ円があります。ピラミダルハロの23°ハロでしょうか。さらに激レアですね…!
位置調整してPhotoshopでスタッキングしたもの。23°ハロがはっきりわかります。
5枚、14:00~14:00のスタッキング
Photoshopでアンシャープマスク
PhotoshopでB-R
PhotoshopでB-R&アンシャープマスク
濃い46°ハロは47分間断続して現れました。
46°ハロが消えてから45分後、ついにランダム配向以外の現象が現れ始めました。プレート配向の幻日。
映日・・・・・? 外側にリング状の淡い光が見えるような。多分偽色でしょう。
数十秒後にはもう写っていませんでした。5枚のスタッキング。
カラムもちらほら出てくるように。期待が高まります。
この雲が途切れると薄い巻雲/巻層雲が広がっていましたが、その雲でピラミダルが出ているようです。サングラス越しでもやっとわかるほどの薄さ。5枚のスタッキング。
PhotoshopでB-R
PhotoshopでB-R&アンシャープマスク
またボトリンガーリング?
明るめの映日。
映幻日!
7枚のスタッキング
PhotoshopでB-R
Photoshopでアンシャープマスク
そして、この雲↓に入った瞬間…
明瞭な24°プレートアークが出現!これからどう変化していくか楽しみです。
スタッキング(5枚、16:51~16:51)
9°と24°のプレートアーク、ハロ。
Photoshopでアンシャープマスク
PhotoshopでB-R
PhotoshopでB-R&アンシャープマスク
そしてカラム配向の下部タンジェントアークも。
Photoshopでアンシャープマスク
やや明るめな9°プレートアークともしかしたら9°カラムアーク。スタッキング(8枚、16:57~16:58)
Photoshopでアンシャープマスク
PhotoshopでB-R
PhotoshopでB-R&アンシャープマスク
ローウィッツアークも出てきたかも!いよいよ幻日環も明るくなってきました。スタッキング(24枚、16:59~17:01)
Photoshopでアンシャープマスク
PhotoshopでB-R
PhotoshopでB-R&アンシャープマスク
22°下部ローウィッツアークが濃くなりました。スタッキング(10枚、17:02~17:02)
Photoshopでアンシャープマスク
PhotoshopでB-R
PhotoshopでB-R&アンシャープマスク
この写真、現れている現象一つ一つは全くレアではないのですが、比較的大きい氷晶で現れる22°ハロ 幻日と、微小な氷晶で現れる光環が同じ雲で出現していてあまり起こらない状態だと思います。
雲を抜けると現象も悪くなりました。
縦長な映日。
ですが、また別の薄い雲で同じようなピラミダルハロが現れました。
Photoshopでアンシャープマスク
それっきり暈は現れなくなりました。
積雲とレイリー散乱とミー散乱
ついに関東平野上空まで来てしまいました。
この後、大量の貝と写真とともに家に帰りました。